創業の理念が「郷愁」?、社名は社命・・・

松下電器の社名を「パナソニック」と変えるらしい・・・。
ブランド名の「ナショナル」は、国民のための製品でありたい
であり、決して「郷愁」などではないのでは・・・。


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世界戦略上、ブランド力強化のため社名変更を実施する。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0801/12/news001.html
このサイトで取り上げていた。
一見、もっともなことのように思うのだが、創業者の理念は
「国民のよりよい生活に寄与する」というコンセプトだったはずで
あり、社名にはその社命が宿っていておかしくないと思う。
横文字による製品が氾濫しているが、「ナショナル」は日本語で
も「松下電器」と同義語となって久しいと思う。
それを世界戦略上の「パナソニック」という国籍不明の名前にする
マイナスは、全く考慮されていないのだろうか。
これまで製品の安全性と正確性、耐久性で抜きん出ていた日本の
製品が、価格競争等により揺らぎ始めているが、その中でシャープ
前の早川電気だが、国産に拘った液晶で信頼を得て工場モデルと
いう戦略は成功しているのではないだろうか。
もっともナショナルには、相当のお詫び宣伝という痛手があったから
国内でも経営陣には、マイナスと考えた結果とも思えるが、いささか
この決断、買えないものだと思う。
記事には呪縛からの解放みたいなことも書いてあり、自由という職業
意識の向上をうたう文言もあるのだが、はたしてそうだろうか・・・。
理系の経営と文系の経営と考えると、その答えが出て来る。
家電メーカーは、そのアイデアとか利便性に重きをおき開発すべき立
場を負っている。
二番煎じ商品では、それこそ売上は伸び悩みになる。
それがこのところさすがナショナルという製品があったのだろうか。
皆無とはいわないが、大手の量販店でも安売りの目玉にされている
現状は、独創性と品質の低下があるからではないのか。
同じものであれば、安い方へ購買者はなびくものだ。
技術開発にこの社名変更でかかる費用を回せば、研究者はやる気
が出て来るのでは・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=K-28xJaa7gc&mode=related&search=
「ナショナル・キッド」
このテレビ放映の頃の「ナショナル」には、宣伝でも戦略的視点があった
ように思う。
子供心に正義の味方「ナショナル・キッド」、まぁ、刷り込みだが企業として
こういった宣伝方法は、有効であったと思う。
ナショナル・ブランドには安全性、安心感が、娯楽のテレビで知らず知らず
に浸透する。何より「松下」のナショナルである。
横道にそれるが、「タッカー」って映画を見た。
アメリカの自動車のメーカーの物語である。
千九百四十年代、一人男が理想の車を求めて乗り出してくる。
そこに理念に共感する者達が集まって、当時としてはそれこそ理想とする
車を製造してしまうが、既存の大手企業はあの手この手で抹殺を図るもの
であるが、もっともそれによって夢は費えてしまって「生まれてくるのが早か
った」と男に呟かせるで、五十台の車を製造して敢無く倒産してしまうが、
この男の考えた運転する者の安全を考慮してシートベルト、安全ガラス等、
今では当たり前の装置が、後に現実化する。
主人公は仕事で大切なものはという問に「常に発想と情熱」と答える。
ここらに企業の理念があるもので、それを束縛と捉える官僚的発想は、民
間では「死んだ人間」と同義語ではないだろうか。
で、この車では日産という企業があるが、ここも「datson」というブランドを
捨てている。このブランドこそ創業者の三人が、後の続く人々を信じて、三
人の頭文字をとり、その人の息子と命名したものだ。
で、日産はどうなったかは、お分かりだろう、特色のない過度の削減をして
一時の勢いは全くない。
そこには派閥争いがあり、技術者の裏方に徹する文書屋がサポートするで
なく、そこが表に出て来る結果が・・・。
食品の方面で言えば「雪印乳業」がある。
ここは社名変更云々でなく、創立の時の理念が失われた結果というか、文
書屋が、経営権を握ったため効率ばかりを追った結果である。

創業理念が生き続けてこそ、企業も生き続けられるものではないのだろうか
何より「ナショナル」の名にその理念が沁み込んでいるのであれば、簡単に
捨てるべきではない。
変革や変動はあるものだが、理念は失ってはならない。
これは何も「ナショナル」にいってるものでなく、日本の理念という概念は、
普遍であって欲しいと思うからである。
たかが一企業の社名変更だと思えば、どうでもいいことかもしれないが、
この会社はその理念の高さと創業者の精神は、日本企業のカリスマと
なって存続し続けるのが、精神的支柱となる。
だから決して「郷愁」ではないのだ。


               最後までお読みいただき「ありがとうございます」



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